葉はすっかり色づき、足もとには落ち葉のじゅうたんが広がっていました。木々の枝先が少しずつ軽くなり、冬に向けて静かに準備をしているようです。
前回も登場したセイタカアワダチソウは、それほど背が高くはなっていませんでしたが、小さな花弁をたくさんつけて、黄色の穂が風に揺れていました。秋の終わりを彩るように咲く姿は、少し寂しげでもあり、力強くもあります。
落ち葉の上を歩くと、かさかさと乾いた音が心地よく響きました。空気もひんやりしてきましたね。
次に訪れるときは、もう少し冬の匂いがしているかもしれません。