
この日は気温が34度近くまで上がり、外に出るのも一苦労です。
それでも緑道の中に入ると、ほんの少しだけ涼しく感じられました。
日陰や土の道って、こんなにもありがたいものなんだと、しみじみ思います。

公園の脇で、自然な樹形の大きな木が目に留まりました。(クスノキでしょうか?)
まわりの木々は剪定されているのに、この木だけはのびのびと枝を広げたまま。
その自由な姿に、なんだか励まされるような気がして、立ち止まって見上げていました。

紫陽花は猛暑でひからびていました。。
まだ咲いていたいのに!と言う声が聞こえてきそうです。

ふと気づくと、蝉の声が聞こえていました。
今年はいつから夏なのでしょう、蝉が鳴くと梅雨明け宣言が出されるような気がしますが。
もう暑さと蝉の声がリンクしなくなってきましたね。
静かな猛暑は白昼夢のようです。

最後は、噴水の風景でひと息。
水のきらめきに、少しだけ心が軽くなりました。
こうして自然の中にいると、やっぱり森を壊しちゃいけないなと、改めて思います。
異常気象の夏だからこそ、緑の中のひとときが、とても貴重に感じられました。